唐時代
すべての
書家が王義之の院法の書体に染まってたときに、
反発して
蔵法を基準としての「干禄字書」の規範意識に基づく楷書を編み出した
批判と称賛の評価の交差しながらも、根強く近代の書壇に影響を与えてきた
顔氏家廟堂碑
どちらかといえば
王義之や虞世南、褚遂良を中心に多くまなんできた
正統派の義法(王義之を代表とする院法の書風)で書を長く確立したひとは
蔵法を主体とするひねった書風の=顔法はとっつきにくいだろう
鄭道昭は好んでやったが、龍門20品はたしなむ程度だった
これからはもっと顔深く勉強してみたい書だ
楽しみが増えたぞ