水茎 ゆっくり書こう

最近はコロナのことばかり

顔真卿おそるべし

唐時代
すべての
書家が王義之の院法の書体に染まってたときに、
反発して
蔵法を基準としての「干禄字書」の規範意識に基づく楷書を編み出した

批判と称賛の評価の交差しながらも、根強く近代の書壇に影響を与えてきた


顔氏家廟堂碑


どちらかといえば
王義之や虞世南、褚遂良を中心に多くまなんできた

正統派の義法(王義之を代表とする院法の書風)で書を長く確立したひとは
蔵法を主体とするひねった書風の=顔法はとっつきにくいだろう


鄭道昭は好んでやったが、龍門20品はたしなむ程度だった
これからはもっと顔深く勉強してみたい書だ

私が深く浸透する榊莫山氏は顔真卿を好んで学んだそうだ

楽しみが増えたぞ